MMオフィシャルブログ

大学生。福岡在住。よろしくお願いします。

スタバでMacを開くのくらい許して欲しいし楽しませて欲しい

 

 

 

 

友達との約束までの微妙な空き時間、午後四時にスタバでパソコンを開いた。

 

 

残念ながらMacBookではない。大学一年次に何もわからず流されるままに購入した大学生協パソコン。dynabook。今までに3回も修理をし、3万円ほど費やしたのに画面部分が自立しないという不都合を抱えている重たいパソコン。

あぁmac bookが欲しい。できれば軽いの。Airかな、Mac book Air かな。

 

 

スタバでMac book、横にはチャイティーラテ。デキる。

スタバなのにチャイを頼んでしまうあたり、王道のコーヒーでもなく、ミーハーの頼む何かしらのフラペチーノでもない敢えてのチャイ。そこも込み込みでデキる感がある。そしてチャイティーラテ(ホット)(たまにシナモンの粉とかもかけちゃう)は本当にスタバでいちばん好きなメニューで、ここで言いたいがためのネタではないあたりもこみ込みで完全にデキる私がそこにはいる。

 

 

かつてはスタバでMacを開くことを揶揄する文化があった。

私の中にもかつてはあったが、今では何とも思わない。人って成長するんだな。

自分が成長しているか不安な人はまずスタバでMacを揶揄してしまうかしないかを1つの成長のものさしにしたらいいね。非常にわかりやすい。

 

だってスタバ便利だし。今やスタバではない気軽に入れて確実にwi-fiがあるカフェを手軽に見つけることの方が難しい。そしてメニューが幅広く、大抵美味しい。

コーヒーなんてまるで詳しくないのに、いや、詳しくないからこそ、数少ないメニューとにらめっこをした末に手違いでエスプレッソを頼んでしまい

(は?エスプレッソ???ってちっさ!!!!いや小さすぎやろ、エスプレッソってコーヒーの仲間やないんかい!!これコーヒーについてくるミルクレベルの小ささやんははほはわろたwwwwwwwww)

を必死で押し殺し、 ふむ、実にコクと深みのある香りだ。さて、ここのエスプレッソはどうエスプレッソしているかな なんて考えてそうな渋めの表情をしながら目の前に置かれた一口サイズのエスプレッソとどう時を過ごそうか悩ませることに時間を割く必要もなくなる。

 

 

そしてMacは使いやすい。

少なくともこの私の画面が自立せず、キーボードと画面が作る角度がどんどん開いていくような、放っておけば角度160度とかになるようなダイナミックな角度拡張が特徴的なダイナブックよりも。

 

 

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そう、スタバでMacは実に効率的なのである。

 

 

 

 

 

 

 

しかし揶揄こそしないものの、前述した通り、スタバでパソコンを開き仕事のような何かに真剣な顔で向き合うのはデキる人の行為でかっこいい行為という前提はしっかりと私の中に刷り込まれ、今でもそれは変わらない。

 

そのため、スタバでパソコンを広げる行為は効率的で最善でそこに他意は本来はないはず。なのにデキる風にしなければならないという想いに駆られ、気付いたら精一杯のデキる感を精一杯出さないようにしながら演出してしまっている。

 

 

 

 

デキる感、とはなにか。

まずは掻き上げ前髪である。できる女とは、前髪を掻き上げる。できる女とは、中村アンなのである。

そのため、私の場合は掻き上げるほど長くない前髪をまるで「そういうスタイリング」であるかのように必死で流す。要は気持ちが大切なので、まずは形から入った方がいい。

 

そして、真剣な表情をする。これは誰でもできる。真剣な中村アンになればいいだけだ。

 

そして、たまに少し疲れた表情で宙を見上げる。その直後にスケジュール帳を広げ急に手元を忙しくする。そのまま電話をかけてもいい。

もちろんこの間も前髪を掻き上げることを怠ってはならない。どんなときにも掻き上げることが最も「できる」をつくる要素になるからである。

 

 

大抵この3ステップを踏めばできる感はつくれる。

掻き上げを常に行い、真剣な表情をしたと思ったら宙を見上げ少しばかりの弱さを感じさせる疲れた顔をし、それとほぼ同時に急に思い出したかのような顔でバックからスケジュール帳を慌てて出し、とにかく手元を忙しくしつつ誰かに電話を掛ける中村アンになればいい。ヒールに白シャツとか服装にも拘れば尚それっぽい。

「カワイイ」よりもよっぽど簡単につくれるのは「デキる感」である。

 

 

 

 

そしてこの見せかけのデキるをまとった私は、その瞬間は完全にデキるのである。

ふと我に返ったとき、作業を辞めてLINEを開いたとき、イヤホンから流れる音楽を変更するとき、その瞬間にやっと「デキる私」を笑えるようになる。

 

 

 

 

 

他にも似たような瞬間はあらゆる場面である。

 

私は東京によく行く。そのたびにイベントを探す。

そして福岡では行けないおしゃれなポップアップショップを見に行くとき、「いかにもこういう場に行き慣れているこなれた奴」感を出す。個性的な身なりの店員さんとも友達かのようにガンガン話してしまう。そうでもしないと話せない。

 

 

京都にも先月行った。そこで何故かいい感じの図書館に行ったのだけど、しかも意味が分からないが観光をそっちのけに3時間も滞在したのだけど、「普段から行き慣れた図書館でいつも通り難しめの本を集中して読む勤勉な学生」感をだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの、隣、いいですか?」

 

襟付きのシャツを着た細身の彼は遠慮がちにそう言った。

イヤホンをしていて全く人の気配に気が付かなかった私は思わず自分の声のボリューム調節を忘れてしまい、大きな声で「はい」と答えた。

左隣のおじさんが眉を潜めてこちらを見る。

 

 

くすっと笑いながら隣に腰かけた彼は

「ぼくもそれ、読みました。面白いですよね。」

と、先程よりも人懐っこい声でそういいながら私の左手のそばにある小説を指さす。

 

疲れて読むのを放棄してしまったなんて言えずにうんうんと頷く私に、こう続ける。

「撲、毎日ここ来ているんですけど、全然若い人いないからなんだか嬉しいです。大学生で暇だし、ここって川も近いし、館内にカフェもあるじゃないですか。家も近いんですよね。いい場所にあるから好きなんです。」

 

「私も、私も大学生で、暇で。」

 

「えっ!そうかなって思ったんですよ。よかった、ここで友達できるとは思わなかったです。」

無自覚に声のトーンが上がったことに気付いたのか、少し顔が赤くなった。

「いや、勇気出して聞いてみるものですね。良かった。

あっ話し過ぎですね、僕。ごめんなさい。」

 

 

どうやら彼は、緊張したときや照れたときはシャツの第2ボタンを触るクセがあるらしい。

 

 

 

 ……

 

 

 

 

 

 

 

のようなエピソードは全くなく、誰とも会話せずにただひたすら黙々と京都で読書をしただけだったが、とにかく「そういう学生感」を出した。

(主演俳優は神木隆之介、もしくは若い加瀬亮。)

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡だったら、自分のよく知っている土地だったら、自分の知る人ばかりに囲まれていたら、そうだったらとても恥ずかしくてできないことが知らない土地ではできる。

 

いつもと違う日常をまるでいつものかのように送ることが出来るのが旅行の楽しみの一つだと最近思うようになった。まあ一人旅行に限るのだけど。

 

 

「」内の人物として無自覚に息をする中で、ふとそこから抜け出して空から見たときの非常に快感なことたるや。ニヤけてしまうecstasy。神様って楽しそう。

 

 

 

あのイカしたサラリーマンの持つパソコンの画面は実はYouTubeで、ただのつくったデキる感を見にまとっているだけかもなとか。

あのタバコをふかす気怠げな美人のお姉さんも擦れることなく今まできたことをどこか後悔してわかりやすくタバコに手をつけたのかなとか。

みんなもわたしと同じなのかなとか。

 

 

 

 

 

 

世の中を自分の見たいように見るなという話を最近聞いたが、うるせえな、自分の世界くらい好きなように見させてくれよって感じだ。

どう考えても特に何もデキないわたしだって、スタバにいるときくらいは、そこでパソコンを開くときくらいは、デキる人間でいさせてくれよ。

スタバでパソコンする奴はみんなデキるし、タバコをふかす気怠げな美女はみんな少し寂しいしそれでいい。

1時間半くらい、そうであって欲しい世界を楽しませて欲しい。

 

 

 

 

 

Apple MacBook Air (13.3/1.6GHz Dual Core i5/8GB/128GB/802.11ac/USB3/Thunderbolt2) MMGF2J/A

 

 

 

というわけで、もしスタバでわたしを見かけたらそっとMac Bookをプレゼントしてください♡

 

 

 

 

全ての女性に告ぐ。白い服を着用する際は透け感の無駄遣いに注意してください。

 

夏が終わる。 


いや、とっくに終わっていたのか?

この時期、半袖着てる奴もいればもうニット着てる奴もいて、いやニットは流石に早すぎだろwwwなんて思うけど今の世の中インスタグラマーには何を言っても敵わないし、最近特に可愛い藤田ニコルも既にニットを着ておりましたので黙って秋の新作ニットを購入して着ましょう。


かく言う私もニット好きです。
と言うかあまり夏が好きではないのでもう夏が終わっただけで嬉しい。

 

夏、暑いし、こう見えて服がちょっと好きなんだけど夏って可愛い服の重ね着とかあんまりできない。あとBUMP OF CHICKEN藤原基央が冬が好きだと昔言っていたので、その冬と対極にあるような夏はそんなに好きじゃないんだな。

 

 

知ってますか?

 

藤原基央ってダッフルコートが好きなんですよ。その華奢な身体に何枚も重ね着をして、最後にダッフルコートを着る。トグルボタンは全て閉じる。そうして寒空の下に出るのが、なんか良くないですか?みたいなことをいつかのなにかで言ってた気がする。良いですうつうううう!!!れ!

 

いやもうソースぜんっぜん思い出せないんだけど。恐らくポンツカ(ラジオ)か雑誌かなんかそういうので言ってた。
にしてもトグルボタンだなんて単語、藤原基央が好きじゃなかったら知らなかったよ。本当に彼はあらゆる事を私に教えてくれた…愛。この前のツアー初日最高だったよ…だいすき…。
 
最近は藤原基央のダッフルコートよりもジャケットを着る姿をよく見る。メディアへの露出が多くなるにつれ、着ている服の値段は上がるし、チャマ*1のMCはやや痛くなっていく。
昔の絶妙にダサい服の藤原基央も今の洒落た藤原基央も勿論どちらも大好きだけど、まだ藤原基央は冬が好きなのだろうか。フェスとか出るようなったし好きかもしれない…いや全然いいんだよ、もし藤原基央が夏が大好きになっていたとしても、私はしばらく夏がそんなに好きではないと思う。

 

 

 

話が大幅に逸れたが、夏は暑いのでシンプルな服装をする場合が多いだろう。
ティシャツにデニム、みたいなシンプルイズベストの王国が至る所に建国される。

 

あと露出が増える。暑いからしょうがない。

が、もう私はこの露出がもう、気になって気になって気になってしょうがない。いつから私はお母さんになったのでしょうか。何故見知らぬ女の子の露出を気にしているのでしょうか。

 

 

まず今年大流行だったオフショル。可愛い。

肩幅10センチくらい削らないと着られない身としては猛烈な可愛さを覚える。

 

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オフショル。主に名古屋で活動されている中村くるみさんというモデルさんのInstagramより。鎖骨がいい。可愛い子を載せると数字がとれるので載せていきます。

 

 


ただ首から下、腰から上の胴体の三分の一くらい露出していると考えればかなりワーオな感じに思える。

あれは一体どういう過程で生み出された衣服なのだろうか。生半可なoffではない、肩全てがoffしている。襟ぐりの設計ミスか?何の気なしにショルダーをoff してみたら予想外にただ可愛くて少し刺激的なデザインになったからGOしたのか?

 


よくわからないけれどとにかく今年は流行った。

オフショルブラウス、オフショルワンピ、オフショルシャツ、オフショルビキニ、オフショルニット、オフショルドレス…Instagram側もオフショルに追われて大忙しだったとおもう。

 

そんな流行りなデザインに惹かれて着用。結果、無邪気にひたすら可愛さを増している女の子、もしくは、は?ティシャツですけど?みたいな強気な顔で着用している女の子、ハイハイめっちゃ可愛い。

 

ただね、たまにガチブラ紐じゃない??と気付いてしまう紐が見えてる方がいらっしゃり、こちとら結構困惑するわけです。首元緩めの服着ている時に見えるやつ、あれは凡ミスとして、いやいや流石にオフショルはわかるだろ!オフ・ショルダー。オフだから、肩から外れてるから。肩という概念は何処へ。

 

あれ、アレだからちょっと気をつけて欲しいなあ。あれ、お母さん気になる。

ピンクとか派手なのも気になるし、かといって白黒とか普通ぽいのも逆に気になる。紐だけ付け替え出来る下着は透明な紐と付け替えると目立たないから、そういうのにしたらいいと思うなあ。

 

とはいえ個人的にはこの透明な紐もどういう気持ちで見たらいいか未だ分からないまま。透明だし、目立たないし、いいでしょ?ってそれはわかるし、気を遣っているのもわかるし。

でもどうしても、いや、わかるんだ、その先には、、、下着が繋がっているのが、、分かってしまうんだ…と私の中の思春期男子中学生がどうも落ち着かないんだよねえ。

 

彼を思うと、私的には見えるよりもチューブトップとかそういうものを着用して欲しい。

 

 

(※ただしアイドルは可というマイルール有り)

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渡辺麻友twitterより。右のたなみんこと田名部生来に注目。アイドルの透明ブラ紐については何故か特に何も思わない。

 

 

 

 

 

 

 

あと、透け感。これも気になる。
いや普通の透け感はめっちゃいい。夏って服の色も爽やかなのが増えていいよね。白とか水色とか。素材も涼しげなオーガンジーや麻のようなものが増える。

 

いちばん外側のひらひらしているのがオーガンジー。 

 

 

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みんな大好き久慈ぱんのInstagramより。女子アナはそもそも高い服を着ているので透けないと思うが、こう言う見た目のパステルカラーとか白ボトムとか増えるよね。

 

 


ただ稀にある行き過ぎた透け感、これ結構気になる。

 

白のデニムとかヒラヒラしたスカートとか、あれ結っっ構下着透けてて、もうかなり気になる。あれ多分気づけてないんだよね。

デニムなんかオーガンジーに比べたらだいぶ厚い素材だから、油断してしまうよね。まさかデニムで透けるとは思わないよね。ヒラヒラしたスカートも前から見たらあまり透けているように見えないからな。デニムもヒラヒラスカートも透けているのがわかるのは後ろから見たとき。前からみても下着の面積少ないしわかり辛い。

街中に出るとこの透け被害に無意識に遭っている女性を多く目にしてしまう。ああぁ、今日もまた犠牲者が…。

 


ほらスカート捲れているとかならこっそり教えられるけど、透けてるのは言えなくないですか。伝えたほうがいいかなとか思っていっっつも無駄に目で追ってしまうんですけど。あれ教えていいのかな?女同士だったらこっそり言えば大丈夫?え、怖…てなんない?

てか隣にいる友達教えてやれよ。気付いてくれよ。なんで見ず知らずの私がこんなにヒヤヒヤしてて友達が気付いてやらないんだよ。

 


服買うとき洗濯とかの注意書きあるけど、あれと一緒に「透けます!注意!!」的なタグつけた方がいいのでは??それで透け防止のインナーとかと一緒におススメしたら店的にもよくない!?

売る方ももう少し責任もって欲しい。もうアパレルのお姉さんしか教えてあげられる他人はいないんです。

 


そうなんだよ、白い服は透ける。

この前提が世の中には浸透してなさすぎる。この下着無意識透け透け現象の進行を止めるためにも、まずはこの世界中に溢れる服は意外と簡単に下着が透けるという揺るぎない事実を知ってもらう必要がある。

 

 

勿体無い。悔しくなってきました。透け感ってもっともっと綺麗なものだよ。

華奢で柔らかい女の子の儚さをより引き立ててくれる素敵なポイントでもあるし、爽やかな色合いをみるだけで涼しくなったような気がするし。

なんでこんなところで無駄遣いされているのか。世の中から透け感の無駄遣いをなくし、その節約された透け感をもっと純粋な透け感の方に回して欲しい。

 

 


もう繁華街を歩くとすごい気になる。昨日も見た。

百歩譲って同い年とか歳上くらいならまだアチャー!くらいで終われるけど、高校生とか中学生とかの幼い子みたらオロオロしてしまう。 あああ〜透けてる…見えてる…ああああああああタピオカ飲んでる場合じゃねえよ今すぐピーチジョン*2にでも行ってくれ目の前の天神コア*3に入っているから!!!パルコ*4にもチュチュアンナ*5あるから!!!てんちか*6にもいくつか店あるから!!!

 

 

 

わかってくれたらいいんだ、お母さんからの切なるお願いです。

 

 

 

 

*1:BUMP OF CHICKENのベース。「BUMP OF CHICKENのベース担当、金髪担当、おしゃべり担当、グッズ担当、ツイッター担当」とライブMCで自己紹介する。

*2:紙袋が派手で避けていたけど行ってみたら普通だったあの店。ピンクと黒のストライプという攻めた柄の紙袋を見ると照れてしまう。

*3:攻めたBGMをかけがちの福岡天神ど真ん中にある、10代向けファッションビル

*4:大好き。本館だと2階と5階が特に。新館は少し洗練された雰囲気で客層も年齢少し上がる。

*5:パルコ本館6階。靴下が3足1080円で買える。

*6:以前紹介したBAKEとRINGOもある天神地下街。個人的にはてんちかのお店だとune nana coolが好きです

満員電車内における後出しジャンケン「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」に関する一考察

 

 

福岡だと中々そこまで満員の電車に乗る機会がないのだけど、というか私は生粋の西鉄バスヘビーユーザーなのでそもそも電車にほとんど乗らないのだけど、この前東京、大阪辺りに行ってきてその満員電車に乗る機会が多くあったわけです。


まぁ疲れていたら普通に座りたいじゃないですか。だから席が空いていたら自然とまぁそちらに足を運びますよね。フゥ〜〜ラッキーだ、満員電車なのに運良くオアシスを見つけちまったな〜〜なんて思いながら、でも真顔で、空席までの最短ルートで進むわけですよ。

 

そりゃあ空席が一つとか二つとか、数少ないとそこに向かうまでに誰かが座るかもしれないし、足腰の強さをとったら何が残るかといえばそれなりの愛嬌しか残らない私よりも小さい子とか足腰が弱めな方が乗った方が空席的にもいいかなとか思って遠慮しますけどね。

でも、たまに運良く席が一列くらい空くとき、あのときはオッシャ〜と思いながら早足で、なんならスキップくらいの気持ちで空席に向かうわけです。

 

 

だけど結構人って同じこと考えるんですよね、わたし以外の人もスキップしてるんですよ。わたしにはわかるんですよね、もう足取りが軽いんですよね。

 

さっきまで死んだ目でスマホいじってたおじさんがチラッと空席を見て小躍りしてるのがわかるんですよね。

余裕のある暮らし、してますけど?シンプルイズ、ベストですけど?みたいな顔した綺麗なお姉さんの余裕のなさが漏れ出てるんですよね。

もう空席の一列に送られる念がすごいのがムンムン伝わるし、もう空席側も準備万端だって目配せしてきてるのがわかる。隠しきれてない。

 

 

 

 

 


ドアが開く。

 

電車内の人が吐き出され、一列のオアシスが現るその瞬間に、同じ目的地に向けて確かに歩む仲間が、ライバルが、同胞が、微かに光る一筋の道を辿るーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー確かに我々は光を追っていた。


僅かだけれども、確かにそこには存在していた。


理不尽な社会の中懸命に生き、人波に揉まれながらも一歩一歩踏みしめてきた。
たった20分、短い時間だと君は笑うかもしれない。

だけど、僕らはそれで十分だったんだ。都会の焦燥の中にひっそりと存在する小さな安らぎを大切にしてきた。ただそれだけのことだった。それ以上のことは望まない。それだけでまた明日も頑張ろうと思える。明日も笑おうと思える。そのはずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

オ、あの席座れるな〜♪なんて思ってたときにこれ後出しですよ。もう絶対座れない。
最短ルートを早足で進んでいたのに急ブレーキ。疲れているときほど、期待が大きいほど、刺客からのダメージを受けてしまう。

けれどもそんな時も頑張れわたし頑張れ今日も。頑張れみんな頑張れ明日も。西野カナが励ましてくれる。そうだよねカロリー消費だよね、そうだよねわたしの取り柄は足腰の強さだよね。

 


ライバルよ、仲間よ、同胞よ、また会おう。

 

 

 

 

お洒落なおばあさんの仮装をしたババアが隣に座ってきた話

 

 

東京から大阪に向かう新幹線、午前9時。

指定席の3人がけの席の真ん中はよく空いているのだけど、その例に漏れず私の座る窓側の席の右隣も空っぽだった。遠慮なく両肘をひざ掛けに乗せてリラックスしていたところ、途中から60代くらいのベレー帽の女性が腰掛けた為、右の肘掛から肘を外してさあお婆さんどうぞと迎え入れる体勢をとった。

 

両肘を置けなくなったところで飛行機に比べると広々した座席の新幹線、特に不満もなく座っていた。

 

ベレー帽のおばあさんが座ってから4分後、車掌さんらしき人におばあさんが何か言っている。

 

 

 

「わたし、ここの席じゃないんです」

 

 

 

 

おっと、席がわからないまま新幹線が動いてしまったから下手に動くよりも車掌さんに聞こうと思ってここに座った、そういうことなのかと予想していた。

 

 

「わたし、本当はこれに乗りたかったの、だけど聞いても最後まで教えてくれなかったからわからなくて結局乗れなかったの」

 

「乗り場まで教えてくれなかったからわからなかったの、本当はこれに乗る予定だったのよ」

 

 

 

どうやらおばあさんは乗る予定の電車に乗れず、代わりにこの電車に乗ったそう。

 

 

「それでは、自由席の方にご案内しますね」

 

 

指定席特急券を購入し直すよりこのまま乗って目的地まで行く方がいいので、という説明を付け加えながら案内しようとする係員さん。

 

そうするとまたおばあさんは乗れなかった理由を説明し始める。

 

「聞いたのに最後まで教えてくれなかったのよ」

 

 

最初はベレー帽なんか被ってお洒落なおばあさんだなあなんて思っていたけれど、この会話を聞くうちにもう頑固なベレーババアとしか思えなくなってしまった。

 

 

係員の方はもう移動は難しいと判断したのか、わたしの隣が空いているか確認した後、次回からは気をつけてくださいと念押しして去って行った。

 

 

右の席を埋めるついでに言い様のないモヤモヤもわたしの心を埋める。

特に不便はないし、わたしは何をされたわけでもないのに、さっきの会話を聞いてしまったばかりに少し不便に感じる上、軽く怒りも感じてしまう。

通路側に座っているお兄さんはイヤホンなんか呑気にしているからこの会話を聞いていないのかもしれない。音楽を少し止めてこの気持ちを共有してくれよと言いたい。

 

 

このベレーババアは、あらゆる場面でこういうワガママな振る舞いをしてきて、それで自分の思い通りになってきたからなんの疑いようもなく今回も同じ振る舞いをしたのかもしれない。

 

いや、そもそもワガママだと認知していなくて、当たり前に自分は被害者だからこの先に座るのが当然だと思っているのかもしれない。

 

 

だんだんわからなくなってきたけれど、もしかしたら本当にベレーババアは被害者かもしれないし、単にわたしが心が狭いだけかもしれない。

 

あのベレー帽のおばあさん aka.ベレーババアの行動は普通のことなのかもしれない。は?普通とは???常識とは?????

わたしの常識もわたしの普通もわたしの世界の中での話にすぎないし、ベレーババアの普通が世の中的にも普通なのかもしれない。

 

 

私は特に迷惑を被っているわけでもないのに、勝手にモヤモヤを抱え、勝手に係員さんの心労を気にし、勝手にこの気持ちのやり場を作る為に文章を書いている。

 

わたしにとってはあの係員とお洒落なおばあさんの仮装をしたベレーババアのやりとりは聞きたくなかった嫌いなものだったけれども、他の人にとっては特に気にならない会話だったのかもしれない。

 

わたしももし違う席であの会話を聞いていたら、特に何も思わず「色んな人がいるからな」の一言で済ませられたのかもしれない。

 

 

 

ベレー帽をかぶってフランス語の本を読むおばあさん、素直に係員の方と会話していたらあなたのことをババアだなんて思わなかったのになぁ、残念だな。

こんなことでババアだなんて思ってしまうわたしも本当に器が小さい。どうにかしてほしい。多分お猪口くらいの広さ。多分これから日本酒を飲む度に親近感がわくと思う。嫌なことは全て酔っ払って忘れよう。大阪の酒は多分美味しいよね。

 

 

 

 

今日も飲もうと決めた矢先、ババアは京都で降りた。

降りた瞬間スッキリした為、相変わらず器も心も狭いながらに今日はいい日になりそうです。

 

イノベーションを起こすための優れたライフハック、というか私のライフ、私の人生、私の毎日、それは隙間時間の有効活用である

 

 

先日、読書をいつしているかの話になった。

 

「隙間時間を使っています。」

 

 

メールの返信をいつするかの話になった。

 

「隙間時間とかですかね。」

 

 

ニュースアプリをいつみるかの話になった。

 

「まあそれは隙間時間に。」

 

 

バイトのシフトを考えるのも隙間時間。SNSを見るのも隙間時間。音楽をきくのも隙間時間。LINE漫画を読むのも隙間時間。昼ごはん何食べようか考えるのも隙間時間。隙間時間に何をするか考えるのも隙間時間。

 

 

 

 

一体わたしの毎日に隙間はいくつあるのだろうか。

 

すきま【隙間・透(き)間】

物と物との間のあいている所。 「戸の-」
あいている時間。ひま。すき。 「嘴(くちば)しを容れたいにも,更に其-が 見つからない/浮雲四迷
油断すき。 「 -もあらば生んと志て/太平記1
 
 
 
隙間時間というのは、あいている時間、あいていて暇な時間ということになる。
 
 
 
 
ということはあいている時間である隙間時間ではない時間は、塞がっている時間ということになる。
塞がっているとはどういうことか
何かによって塞がれている時間、私の生活で何かによって塞がれている時間はどんな時間で、何によって塞がれているのだろうか。
 
ふさがる【塞がる】
1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が―・る」

2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで―・る」「道が落石で―・る」

3 開いていたものが閉じた状態になる。「袋の口がやっと―・る」「あいた口が―・らない」

4 他のものに占められていて、使うことができない。いっぱいであきがない。「手が―・っている」「部屋は全部―・っている」

5 心が、ある感情でいっぱいに占められる。「悲しみで胸が―・る」

6 ふさがり2の方角に当たる。「南が―・っている」

 引用:デジタル大辞典
  1.  

’’他のものに占められていて、使うことができない。いっぱいであきがない。’’ これが時間が塞がっている時間とするならば、と思いスケジュール帳を開いて見た。
 
 
えーっと、私の塞がっている時間、いっぱいで空きがない時間は…フム。
 
 
バイト、ゼミ、友人との食事くらい…か。
 
 
 
フム。
 
 
 
 
 
いや、バイトは隙間時間にしている。なるべく働きたくないがやはりお金は必要なので、事前に確認できる塞がっていない日にバイトを入れている、すなわち空いている時間にシフトをいれるのでバイトも隙間時間にしているということになる。
 
 
 
フム。
 
 
 
 
つまり残る二つ、ゼミと友人との食事が私の隙間ではない時間ということ…になる。
しかし現在手持ちの金銭が少ない私は頻繁に食事に行けるわけもなく、ほとんど友人との食事の約束が…ない。
 
 
というと私の隙間ではない時間は……ゼミ一択である。
毎週木曜日の17時ごろからのゼミ、だいたい2時間から3時間程度のゼミ、……それしか私の隙間ではない時間、塞がっている時間はない。
 
 
 
 
 
 
気付いてしまった。
 
 
それ以外の時間は全て隙間である。
 
 
 
 
木曜日の隙間時間は21時間、それ以外の曜日の隙間時間は24時間。
一週間にすると165時間、一か月にすると約708時間、少なくとも夏休み期間の2ヶ月はその倍1416時間もの隙間時間を私は保有していたのである。
 
 
デキる人は上手く隙間時間を使う、という話はよく聞くが、特に塞がった時間のない私の場合上手く使うどころの話ではない。大抵のことは隙間時間にしている。
 
隙間時間を使って金銭を稼ぎ、隙間時間を使ってネットサーフィンをし、隙間時間に汚い部屋の掃除をし、隙間時間を使って人と連絡をし、隙間時間を使って好きな音楽や漫画に読書等を楽しみ、隙間時間を使ってアマゾンプライムで映画を観て、隙間時間を使って塞がった時間のゼミに向けた準備をし、隙間時間を使って隙間時間を充実させるための策を練り、最近は何と隙間時間に少し運動もする。そもそもこのブログも隙間時間があまりにもあるために始めた。
そしてそれだけには留まらず更には隙間時間を使って人間の避けては通れない生理的欲求、睡眠や食事もこなす。
 
 
 
隙間時間の使い方のプロである。というか毎日がほとんど隙間でできている。
 
 
 
しかし、「デキる人は上手く隙間時間を使う」という共通認識が人々にある現代日本、いや現代社会において、この私の事実を知らない人はこう思うだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
「隙間時間にこんなにも多くの事をこなしているなんて、なんてデキる人なんだろう。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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デキる人のイメージを検索しました。

デキる人はなにかが「デキる」に加えて腕が6本あります。

 
 
 
 
 
 
まさか、隙間時間がそれ以外の時間を大幅に凌駕しているだなんて思いもしないだろう。
何故なら「隙間時間は短時間である」という共通認識を皆持っているからである。
 
 
まさか私の1日の隙間時間が短くても21時間、長くて24時間だなんて思ってもいないだろう。時間の概念が人々のそれとは明らかに違う。時間、隙間時間のパラダイムの転換がここにはおこっている。誰にも気付かれずにひっそりとイノベーションが到来していた。
 
 
 
 
 
 
 
 
今後もこの隙間時間の有効活用を通して、残り約半年となってしまった大学生活を有意義に過ごし、イノベーションを起こしたい。
 
 
そして社会に出ても常にTO DOを意識し、学生時代に身に付けたイノベーティブな時間概念を活かした隙間時間の有効活用を通してソリューションを提案しまくり、イノベーションを起こしたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えーっと、、どうしたんでしょうか。
 
 
 
この文章は、財布を忘れて片道バスで1時間かかる道のりを歩いて帰ることが可能なくらい隙間時間に恵まれている私による提供でお送りしています。
 
 素直に暑い。
 
 
 
 
 

生まれて初めて秋葉原のAVショップを3軒ハシゴした話②

 

かなり前に書いた記事の続きを今更あげます。

こういう話題はセンシティブで価値観が分かれるところなのでどうしたもんかと思って中々筆が進まなかったけれども、せっかくツアー行ったし、知ってほしいし、自分の記録にもなるし、と色々おもったので書いた。

 

ちなみに長い。

 

 

前回の記事はこちら

sabamisoumai.hatenablog.jp

 

 

 

②商品化された性を見るべくAVショップに行く

 

講義が終わり、いざAVショップに足を運ぶ。

 

訪れたお店は3軒。 店名は控えるが以下のような特徴を持つ。

1.ごく一般的らしいお店

2.いわゆる「ロリ専、幼女モノ」といわれるジャンルの商品を扱うお店

3.過激なジャンル、マニアックなジャンルの商品も取り扱うお店

  

まだまだ明るい14時頃、この順番でお店を回った。

 

 

 

 

1.ごく一般的らしいお店

最初に向かったのはごく一般的らしいお店 。ごく一般と言われても何が一般的なのかよくわかっていないのでドキドキしながら行った。

 

入口は普通のアニメやドラマのDVDもあって、いきなりAV感はないのだけど、少し進むとやっぱりここはTSUTAYAと違うなとすぐにわかった。

私は未だかつて、温泉以外でこんなに肌色に囲まれた世界を知らなかった。 

 

実をいうと、私はこの日のために予習していた。真面目なので。

インターネットで見れる無料AVを初めて見て、事前にどういうものかなんとなく知っておこうと思った。念のためchromeのシークレットモードで見た。途中で金払えみたいな画面出てきたらどうしようと少しビビりつつページを開いたが終始無料だった。

それは思わず笑ってしまうくらいのありえないストーリー設定に加え、結構な画質の悪さで、もっと抵抗感を持ってしまうかと思っていた自分は拍子抜けした。

あれ、案外普通に見れるなと思っていた。

 

 

そうして耐性をつけていったつもりだったけれど、いざ店に入り、ズラーーーーっと並ぶ肌色のパッケージをみると流石に衝撃的だった。

 

ざっと見る限りではどれも似たり寄ったりなパッケージ。

もう裸のゲシュタルト崩壊

 

 

そんな中個人的にここで気になったのは、「素人隠し撮りコーナー」

プリクラ機の下に隠しカメラを置いて撮りました!とか更衣室の隠しカメラ映像をまとめました!みたいな感じの内容だったと思う。

AVみたいなエロは特に、プロ女優より素人とか裏とかの方が価値があるとされることが多いのは知っていたけれど、まさかわざわざコーナーを設けるほど一定数の需要があるとは思わなかった。

しかも、パッケージもいかにもプロダクションがつくりましたという感じではない簡素な作りで、敢えてそういう風にして裏ビデオ感を出してるのかな、なんて思った。

本当に裏ビデオなのかそれっぽくしてるだけなのか、私にはわからなかった。

 

 

「これ本当に隠し撮りなのかな?」

ツアーに参加していた他の女の子と首をかしげてその店を後にした。

 

 

 

 

2.「ロリ専、幼女モノ」といわれるジャンルの商品を扱うお店 

 

三店舗見た中で、最もわかりにくい入口、狭い店内、「アイドルグッズ CD DVD BOOK」と書かれた秋葉原にしてはとてもシンプルな外観だった。

身長165センチの私が屈まないと頭をぶつけてしまう窮屈で薄暗い階段を上がって店に入った。

 

児童ポルノ法で18歳未満のAVは違法であるとは知っていたけれど、そこにあったのは幼い子どものAVだったと思う。

プロダクション的にも違法はまずいので、童顔で幼い体型の女優さんを出演させているという知識はあったものの、あの場にあった全てがそうだとは判断できなかった。

 

支援団体の人が言うには、摘発を避けるためAVではなくイメージビデオ、着エロとして売り出しているらしい。AVとイメージビデオの大きな違いは本番行為があるかないか、あくまで後者は”イメージ”を撮ったものという位置づけだそうな。

わっかりづらいなと思った。

 

中身は見ていないからわからないけれど、確かにパッケージは先ほどの店にあったものとは違う。肌色じゃない。

 

 2.3枚しかしっかり見ていないけれど、単体*1として名前を売り出している子の多くはパッケージの裏に可愛い感じのフォントでプロフィールが書いてある。

表は水着やランドセルで写る写真がコラージュされていたり、脱いでないけどそれっぽい写真だったり。

 

あまりに堂々と置いてあったもんだから、児童ポルノとはなにかわからなくなり定義を確認してみた。

 

3  この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。

 

  一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態

 
  二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
 
  三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律

 

いやあれもこれもがっつり児童ポルノやったや~んと思わずツッコんでしまう。

 

児童ポルノ禁止法で摘発されるニュースを見たことがある人は少なくないと思う。2014年に改正されて、警察も摘発に力を入れているらしい。

それを知っていたからこそ、こんなに堂々と児童ポルノ(らしき商品)が存在してあり、入手できることに驚いた。

 

お店にあった商品の内容を見ていないから一、二の項目はともかく、三の項目に関してはパッケージしか見ていなくても児童ポルノに当てはまるのでは…?と思う。

法律に明るくない、というか法律には真っ暗だからかもしれないけど、実物のビデオを見て改めて定義が曖昧だと感じた。

 

インターネットでも「ジュニアアイドル イメージビデオ」で検索するとそれっぽいものがわんさか出てくるし違法と合法の区別が分からなさすぎる。

 

昔はこの店、書店として存在していたらしくて、そのときから何度も摘発されているらしい。訪れたときはよくわからんカタカナの名前だったな。

 

 

 

 

 

3.過激なジャンル、マニアックなジャンルの商品も取り扱うお店

 

ここは4階まであるAVデパート。

上に上がれば上がるほど過激な内容になると聞いて、1階から見て周った。

 

1階だけ見ると、3店舗中最もAV店らしさがなかった。サブカルホイホイ、私も大好きヴィレッジヴァンガードみたいな感じ。アニメの雑貨とか、ガチャポンとかが置いてあった。あと乃木坂の写真とかもあった。

 

2階に上がる際にエレベーターに入った瞬間、そうそうここはAVショップなんだなぁと気付かされる。床以外の全てが肌色で覆い尽くされている。

もう3軒目ともなると、女優さんと目が合っても恥ずかしくなくなっていた。

 

2階は1軒目のような感じ。

3階はあまり見ていないけれど、VRがあった。そしてカップルがいた。驚いたけれど、恐らく向こうの方が驚いていただろう。邪魔してごめん。

ツアーといっても参加者は10名程度だし、店内では個人行動だったから、「ひとりでAVショップに来て物色している女」みたいな感じに映っただろうか…映っただろうな…それこそそういうビデオありそうとか思いつつ4階に移動。

 

 

4階に来て、ここは過激ジャンルですよと事前に言われていたことを理解できた。

 

それまではパッケージを手に取り割とじっくり見ることが出来たのだけど、この階のものは直視できないものがいくつかあった

私は、例えばグロ系が苦手とか、この手の画像・映像は苦手とかは(ホラー以外は)無いのだけど、それでも思わず目をそむけたくなるようなパッケージがちらほら置いてあった。

逆に、まっっったく需要があるとは思えずガン見してしまうようなマニアックすぎるものもあった。

直視できない系はハードSMとかスカトロ、鬼畜系というジャンルらしい。マニアックなのはジャンルがあるのかもよくわからない。

 

 

正直、ここにある作品を見るのは疲れた。

別に私が女だからそう感じたのではなく、参加者の男性も理解しづらい内容だというくらいここは特殊なビデオが置いてあったのだとおもう。

 

それが置いてある、存在することが需要があることを意味するならば、ここまで、少なくとも私にとって理解不可能な需要はそうそうないだろう。

 

 

 

 

3軒ハシゴして

約1時間で3軒回るという割とハイペースなスケジュールだったんだけど、感じた共通点は 

 

秋葉原というごちゃごちゃした場所だからかもしれないけれど、いかにもAVショップな見た目ではない。(「DVD、CD、ビデオ、アイドル」といった文字が並んだ外装。)

 

・入口付近にAVは置かれていない。

 

・インターネットで店名を検索してみたが、店内に置いてある商品とネット上に記載されている商品はズレがある。(あとものすごくHP見にくすぎる)

 

・意外と普通に客いる。ネットで見れる時代に特に若い客いるのかと思ったが、(失礼だけど)ごく普通の見た目の若い客いた。

 

・違法かグレーな商品もあると思う。

 

 

 

前回の記事でも触れた通り、私が最初に知った女優さんは超人気女優の明日香キララだったのでAV女優はそれなりに可愛くないとできないし、意外と誰でも生き残れるわけではないと思っていた。

だからこそ自ら進んで出演する人もいて、(現状スカウトより志願者の方が多いらしい)その上需要はなくならない。

その中で被害女性がいるとはいっても、どう取り締まるのか難しいなぁとツアー参加前からぼんやり感じていた。

 

 

そんな考えの中、作品を実際に見て、改めて支援団体の人の言葉、そして数冊読んだ本に記載してあった内容を思い出した。

 

モデル、パーツモデルの募集に応募したつもりが、脅されてAVに出演させられる被害に遭う人がいる。」 

 

自ら出演を願う女優が少ないジャンルの作品は特に、通常の作品では売れなくなった女優さんが精神安定剤を飲み続けながら働く場合や、障がいを持っており判断能力が備わっていない場合、そして、脅して半ば強制的に出演させる場合などもある。

 

私はAV自体がダメだとか、性の商品化そのものに反対だとかそういう意見を持っているわけではないし、フェミニズム的な思考を持ち合わせているわけでもない。(触れていないが、男性が性的搾取に遭うケースも勿論ある)

けれどもこのことを知って、そしてパッケージとは言え作品実物を見て、それでも尚、「需要がある以上はしょうがない」の一言ではやっぱり片付けられないなぁと思った。

 

 

 前回の記事でも書いたが、意に反する撮影被害に遭った女性は業界全体でコンプライアンス順守の動きがあるらしい現在でも存在している。これは業界団体ではなく個人で撮影し、ネットで映像公開できるようになったことも大きく関係あるそう。

 

その一方で事務所側は女優さんに気持ちよく働いてもらうために、丁寧に丁寧に対応するという話も聞く。

実はこのツアーには元AV女優の峰なゆかさん(綺麗だった)も取材で来ていたのだけど、現場を知っている峰さんも業界健全化の動きは進んでいるとおっしゃっていた。

 

 

どちらの話もよく聞くので、参考に今年に入ってからのAV強要に関するニュースを貼っておく。

 

abematimes.com

abema newsはこの回以外にもこの話題に何度か触れている。結構わかりやすい。

 

www.sankei.com

脅す際、難しい法律の話を持ち出したり、バラシ代がかかると言ったりするのはあるあるなのかもしれない。

 

www.huffingtonpost.jp

アメリカの発表した人身売買報告書で、初めて日本のAV出演強要について問題視されたそう。

 

withnews.jp

きちんとコンプラ順守されている、女優さんにとって安全な現場も勿論あるらしい。

 

 

 

 

AV強要の問題は割とタイムリーらしく、政府や業界内の関係者も強要の問題に取り組み始めたみたい。

 

今年の4月には「AV業界改革推進有識者委員会」が発足。

この委員会は、大学教授や弁護士などの第三者で構成され、

・200社以上のメーカーが所属する「IPPA」という協会

・出演者・クリエイターの権利を守る活動をしている「AVAN」という一般社団法人

・女優が所属する事務所のプロダクション協会

・大手流通業者(DMMやTSUTYAなど)

などの業界側の関係者も参画している。

 

例えば制作過程のガイドラインを設けたり、そのガイドラインに沿って制作した作品を「適正AV」として販売したりして出演者の人権を守り、業界の健全化を目指す取り組みを行うそう。

 

提言内容はこんな感じ↓

http://www.ippa.jp/pdf/AVkaikaku-teigen20170406.pdf

 

 

 

5月にはAV出演強要問題の専門官を各都道府県警に新設すると政府が決めたらしい。

mainichi.jp

 

こちらは具体的に何をするのかよくわかっていないので、もう少し調べるつもり…。

 

 

とりあえず、強要問題に国をあげて向き合い始めていることがわかった。

 

こういった取り組みについて、そしてツアー参加者と話したこと、全体を通して私が思ったことなどなどについてはまた次回書くことにする。長すぎるし疲れたので。

 

 

最後に読んだ本いくつか紹介しときます。

amazonのアソシエイトを使ってみたかった理由にさせてくれ。

 

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

 

 

 

 

 

AV出演を強要された彼女たち (ちくま新書)

AV出演を強要された彼女たち (ちくま新書)

 

 

 

*1:

*AV女優には主に3つのジャンルがある。

・企画

人数が最も多い層。名前では売れないため、あらゆる企画作品に出演する女優さん。ギャラは安い。アルバイト感覚で仕事をしている女優さんが属することが多い。

 

・企画単体

企画でも単体でもない女優さん。単体で売れなくなったケースや、企画から人気が出たケース、またメーカーとの専属契約を避けてあえて企画単体を選ぶケースなど様々らしい。

 

・単体

アイドル的要素強めの名前だけで作品が売れる女優さん。勿論作品1本当たりのギャラも最も高額。(唯一日当ではなく、1本当たりのギャラを支払われる)

他2つと違い、特定のメーカーと専属契約を結んでいるため他のメーカーの作品には出演しない。

(主に中村淳彦(2012)『職業としてのAV女優』幻冬舎新書 より)

21年も生きてきたのにまともにヘアスタイルをオーダーできない

 

 

先日髪を切った。

また短くしてしまった。

 

ここ2年くらいずっと肩につかないくらいのショートヘアなのだけど、やっぱり切らずに伸ばす方向でいけばよかったと二回に一回くらい思ってしまう。

本当は逃げ恥のガッキー的なほんわり外ハネショートボブ的な髪にしてみるのもアリかなんて思っているのだけど、ガッキーにしてくださいなんて勿論恥ずかしすぎて言えず、逃げ恥ブームも過ぎ去り尚言えない。星野源はさっさと別の女、吉岡里帆どん兵衛どん兵衛しているのにわたしだけがいつまでもみくりに執着している。

 

 

f:id:sabamisoumai:20170901164850j:image

可愛い

 

 

「あぁ〜なんか前髪は少し切ってもらって、目にかかるかかからないかで。後ろは、こう、スッキリする感じで。今襟足はねてきてぼさぼさなので…」

心にみくりを秘めながらもこのよくわからないオーダーをここ2年くらいしてきているのだ。

 

その結果、ショートヘアなんてシャレオツなものではなくシンプルに短髪になる。校則の厳しいバレー部みたいな短髪になることが多々ある。

冷静に考えてもなんで21にもなってまともに髪をオーダーできずバレー部になるのか、その答えはとても一言では述べられない。

恐らく私は、この世にワックスがあってよかったと心の底から思った西日本ランキング10位以内にランクインしてるとおもう。髪を切ってはワックスに感謝している。勿論ハードタイプをつける。

 

ハードタイプは髪に動きがでる。あと束間がでる。毛先に動きを出せるからショートの人にはオススメ。ヘアオイルと混ぜてつけると扱いやすいしウエット感もでる。

こう美容師の人が言ってたから健気に毎回ハードタイプをつけている。

また今回もハードタイプワックスをつけるハメになったか。いつになったら毛先トゥルトゥルのサラッサラ用整髪料をつける人生が始まるのか、今日もめげずに洗面台に立っていたときにふと気がついた。

 

 

 

 

待てよ、もはや私はハードタイプをつけるために髪を切っているのかもしれない。

 

 

 

 

思い返せばわたしの21年間の人生は、明らかにソフトタイプだった。イージーとは少し違うソフト。

衣食住に困ったことはまずない。むしろそれなりに流行りには気を遣い、美味しいご飯をたらふく食べて、世界住みやすい都市ランキング7位の福岡という土地で生まれ育った。その上、大学にまで行かせてもらい、基本的に好きなことをさせてもらえて、おまけに仲の良い友達もいる。お金にも切実に困ったことはない。来年から社会に出る身だというのに全く恥じることなく、祖父母に会う度にお小遣いを貰っては喜んでいる。

 

見てわかると思うが、実にソフトな、やわやわな、そんな人生。

 

例えば友人の中には自分で学費を払い、奨学金とバイトの給料をやりくりしながら大学に通う子もいる。

ノンフィクションドラマの台本として丸々使えるような波乱万丈の人生を歩んでいる人も世の中には存在している。

 

それに比べて私は?

超ソフトな人生すぎる。

死ぬような苦労、死にたくなるような辛い経験なんてしたことないし、90歳までは元気に生きたいと思っているし、雑な性格なので人生なんとかなるとおもっているし。

え〜っと、最近あったいちばんハードな出来事は??

2秒程考えてみたけれども、バイト先のスポーツジムに通う70歳も後半の老人男性に「今度2人で真夜中のドライブに行こうよ」と言われたことくらいしか思い浮かばない。私の平凡なeverydayにはちょっぴりspicyでhardな出来事だった。hahaha

 

 

まぁこう言う話を人にすると、「イヤイヤこれから人生大変だよ〜心配せずとも新社会人はキツイよ〜 」なんて言われるときもあった。

そしてそのとき必ずと言っていいほど、電通の事件を持ち出される。

「辛かったら、死ぬくらいなら、さっさと辞めていいんだよ」

 

まだ働いたこともない、就活を終えたばかりで全く何も辛くないのにもう仕事を辞めていいと言われる。本当に辞めていいんですか!?いいんですか?!私の中の洋次郎が騒ぐ。

オイ!!これ実は内定先の会社の人も見てる文章なのになんてこと書かせるんだ!

 

あまりに仕事を辞めていいと言われるので「辛かったら、さっさと辞めていいんだよ」などと言う社会人、そしてそういうことは特に言わないけれど単純に優しい友人には既に、以下のように声かけしてある。

「どうか私が無職無銭になったときは1ヶ月間養ってください、家事とかしますから」

仕事を辞めて収入ゼロになったときの為にしっかりお願いしてある。実家暮らし21年でまともに家事もしたことないのに。我ながら自分の用意周到っぷりに感心する。

 

何人にお願いしたかは忘れたけども、恐らく6人くらいは養ってくれるはず。つまり無職無銭でも少なくとも6ヶ月間、いや、なんだかんだ私が仕事を辞めることを後押しする社会人と優しい友達は2ヶ月くらい養ってくれるはずなので最低でも12ヶ月間、つまり1年間のhappy lifeが保証されていることになる。バズった前記事で保険をかけるなと人には言っておきながらも、自分に関してはこの保険のかけようである。

 

 

心配しなくても、髪を少し伸ばして、いい加減みくりを越えて行き、そして70歳よりももう少し、贅沢は言わないので出来ればあと40、50歳くらいは若い方とドライブに行くまでは私は死ねないから安心してほしい。

 

 

それにしても、 21にもなってまともにヘアスタイルをオーダーできないのはこのソフトモードな人生に喝を入れるための呪縛が原因だと気が付けて良かった。ハードワックスをつけさせるための呪縛。せめて髪だけでもハードにする呪縛。そういうことね、スッキリした。嗚呼。

 

 

そんなわけで、今日も勿論ハードタイプのワックスをつけた。