MMオフィシャルブログ

全てフィクションです

満員電車内における後出しジャンケン「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」に関する一考察

福岡だと中々そこまで満員の電車に乗る機会がないのだけど、というか私は生粋の西鉄バスヘビーユーザーなのでそもそも電車にほとんど乗らないのだけど、この前東京、大阪辺りに行ってきてその満員電車に乗る機会が多くあったわけです。


まぁ疲れていたら普通に座りたいじゃないですか。だから席が空いていたら自然とまぁそちらに足を運びますよね。フゥ〜〜ラッキーだ、満員電車なのに運良くオアシスを見つけちまったな〜〜なんて思いながら、でも真顔で、空席までの最短ルートで進むわけですよ。

 

そりゃあ空席が一つとか二つとか、数少ないとそこに向かうまでに誰かが座るかもしれないし、足腰の強さをとったら何が残るかといえばそれなりの愛嬌しか残らない私よりも小さい子とか足腰が弱めな方が乗った方が空席的にもいいかなとか思って遠慮しますけどね。

でも、たまに運良く席が一列くらい空くとき、あのときはオッシャ〜と思いながら早足で、なんならスキップくらいの気持ちで空席に向かうわけです。

 

だけど結構人って同じこと考えるんですよね、わたし以外の人もスキップしてるんですよ。わたしにはわかるんですよね、もう足取りが軽いんですよね。

さっきまで死んだ目でスマホいじってたおじさんがチラッと空席を見て小躍りしてるのがわかるんですよね。

余裕のある暮らし、してますけど?シンプルイズ、ベストですけど?みたいな顔した綺麗なお姉さんの余裕のなさが漏れ出てるんですよね。

もう空席の一列に送られる念がすごいのがムンムン伝わるし、もう空席側も準備万端だって目配せしてきてるのがわかる。隠しきれてない。


ドアが開く。

 

電車内の人が吐き出され、一列のオアシスが現るその瞬間に、同じ目的地に向けて確かに歩む仲間が、ライバルが、同胞が、微かに光る一筋の道を辿るー

 

 

「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」

 

 

ーーーーーー確かに我々は光を追っていた。


僅かだけれども、確かにそこには存在していた。理不尽な社会の中懸命に生き、人波に揉まれながらも一歩一歩踏みしめてきた。
たった20分、短い時間だと君は笑うかもしれない。

だけど、僕らはそれで十分だったんだ。都会の焦燥の中にひっそりと存在する小さな安らぎを大切にしてきた。ただそれだけのことだった。それ以上のことは望まない。それだけでまた明日も頑張ろうと思える。明日も笑おうと思える。そのはずだった。

 

「ちょっと!あそこ空いてんで!!!!早よ来いや!!!」

 

オ、あの席座れるな〜♪なんて思ってたときにこれ後出しですよ。もう絶対座れない。
最短ルートを早足で進んでいたのに急ブレーキ。疲れているときほど、期待が大きいほど、刺客からのダメージを受けてしまう。

けれどもそんな時も頑張れわたし頑張れ今日も。頑張れみんな頑張れ明日も。西野カナが励ましてくれる。そうだよねカロリー消費だよね、そうだよねわたしの取り柄は足腰の強さだよね。

ライバルよ、仲間よ、同胞よ、また会おう。

お洒落なおばあさんの仮装をしたババアが隣に座ってきた話

東京から大阪に向かう新幹線、午前9時。

指定席の3人がけの席の真ん中はよく空いているのだけど、その例に漏れず私の座る窓側の席の右隣も空っぽだった。遠慮なく両肘をひざ掛けに乗せてリラックスしていたところ、途中から60代くらいのベレー帽の女性が腰掛けた為、右の肘掛から肘を外してさあお婆さんどうぞと迎え入れる体勢をとった。

 

両肘を置けなくなったところで飛行機に比べると広々した座席の新幹線、特に不満もなく座っていた。

 

ベレー帽のおばあさんが座ってから4分後、車掌さんらしき人におばあさんが何か言っている。

 

「わたし、ここの席じゃないんです」

 

おっと、席がわからないまま新幹線が動いてしまったから下手に動くよりも車掌さんに聞こうと思ってここに座った、そういうことなのかと予想していた。

 

「わたし、本当はこれに乗りたかったの、だけど聞いても最後まで教えてくれなかったからわからなくて結局乗れなかったの」

「乗り場まで教えてくれなかったからわからなかったの、本当はこれに乗る予定だったのよ」

 

どうやらおばあさんは乗る予定の電車に乗れず、代わりにこの電車に乗ったそう。

 

「それでは、自由席の方にご案内しますね」

 

指定席特急券を購入し直すよりこのまま乗って目的地まで行く方がいいので、という説明を付け加えながら案内しようとする係員さん。

 

そうするとまたおばあさんは乗れなかった理由を説明し始める。

「聞いたのに最後まで教えてくれなかったのよ」

 

最初はベレー帽なんか被ってお洒落なおばあさんだなあなんて思っていたけれど、この会話を聞くうちにもう頑固なベレーババアとしか思えなくなってしまった。

係員の方はもう移動は難しいと判断したのか、わたしの隣が空いているか確認した後、次回からは気をつけてくださいと念押しして去って行った。

 

右の席を埋めるついでに言い様のないモヤモヤもわたしの心を埋める。

特に不便はないし、わたしは何をされたわけでもないのに、さっきの会話を聞いてしまったばかりに少し不便に感じる上、軽く怒りも感じてしまう。

通路側に座っているお兄さんはイヤホンなんか呑気にしているからこの会話を聞いていないのかもしれない。音楽を少し止めてこの気持ちを共有してくれよと言いたい。

 

このベレーババアは、あらゆる場面でこういうワガママな振る舞いをしてきて、それで自分の思い通りになってきたからなんの疑いようもなく今回も同じ振る舞いをしたのかもしれない。

いや、そもそもワガママだと認知していなくて、当たり前に自分は被害者だからこの先に座るのが当然だと思っているのかもしれない。

 

だんだんわからなくなってきたけれど、もしかしたら本当にベレーババアは被害者かもしれないし、単にわたしが心が狭いだけかもしれない。

あのベレー帽のおばあさん aka.ベレーババアの行動は普通のことなのかもしれない。は?普通とは???常識とは?????

わたしの常識もわたしの普通もわたしの世界の中での話にすぎないし、ベレーババアの普通が世の中的にも普通なのかもしれない。

私は特に迷惑を被っているわけでもないのに、勝手にモヤモヤを抱え、勝手に係員さんの心労を気にし、勝手にこの気持ちのやり場を作る為に文章を書いている。

わたしにとってはあの係員とお洒落なおばあさんの仮装をしたベレーババアのやりとりは聞きたくなかった嫌いなものだったけれども、他の人にとっては特に気にならない会話だったのかもしれない。

わたしももし違う席であの会話を聞いていたら、特に何も思わず「色んな人がいるからな」の一言で済ませられたのかもしれない。

 

ベレー帽をかぶってフランス語の本を読むおばあさん、素直に係員の方と会話していたらあなたのことをババアだなんて思わなかったのになぁ、残念だな。

こんなことでババアだなんて思ってしまうわたしも本当に器が小さい。どうにかしてほしい。多分お猪口くらいの広さ。多分これから日本酒を飲む度に親近感がわくと思う。嫌なことは全て酔っ払って忘れよう。大阪の酒は多分美味しいよね。

 

今日も飲もうと決めた矢先、ババアは京都で降りた。降りた瞬間スッキリした為、相変わらず器も心も狭いながらに今日はいい日になりそうです。

イノベーションを起こすための優れたライフハック、というか私のライフ、私の人生、私の毎日、それは隙間時間の有効活用である

先日、読書をいつしているかの話になった。

「隙間時間を使っています。」

 

メールの返信をいつするかの話になった。

「隙間時間とかですかね。」

 

ニュースアプリをいつみるかの話になった。

「まあそれは隙間時間に。」

 

バイトのシフトを考えるのも隙間時間。SNSを見るのも隙間時間。音楽をきくのも隙間時間。LINE漫画を読むのも隙間時間。昼ごはん何食べようか考えるのも隙間時間。隙間時間に何をするか考えるのも隙間時間。

 

一体わたしの毎日に隙間はいくつあるのだろうか。

すきま【隙間・透(き)間】

物と物との間のあいている所。 「戸の-」
あいている時間。ひま。すき。 「嘴(くちば)しを容れたいにも,更に其-が 見つからない/浮雲四迷
油断すき。 「 -もあらば生んと志て/太平記1
 
 
隙間時間というのは、あいている時間、あいていて暇な時間ということになる。
 
ということはあいている時間である隙間時間ではない時間は、塞がっている時間ということになる。
塞がっているとはどういうことか
何かによって塞がれている時間、私の生活で何かによって塞がれている時間はどんな時間で、何によって塞がれているのだろうか。
ふさがる【塞がる】
1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が―・る」

2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで―・る」「道が落石で―・る」

3 開いていたものが閉じた状態になる。「袋の口がやっと―・る」「あいた口が―・らない」

4 他のものに占められていて、使うことができない。いっぱいであきがない。「手が―・っている」「部屋は全部―・っている」

5 心が、ある感情でいっぱいに占められる。「悲しみで胸が―・る」

6 ふさがり2の方角に当たる。「南が―・っている」

 引用:デジタル大辞典
’’他のものに占められていて、使うことができない。いっぱいであきがない。’’ これが時間が塞がっている時間とするならば、と思いスケジュール帳を開いて見た。
 
えーっと、私の塞がっている時間、いっぱいで空きがない時間は…フム。
 
バイト、ゼミ、友人との食事くらい…か。
フム。
 
いや、バイトは隙間時間にしている。なるべく働きたくないがやはりお金は必要なので、事前に確認できる塞がっていない日にバイトを入れている、すなわち空いている時間にシフトをいれるのでバイトも隙間時間にしているということになる。
 
フム。
 
つまり残る二つ、ゼミと友人との食事が私の隙間ではない時間ということ…になる。
しかし現在手持ちの金銭が少ない私は頻繁に食事に行けるわけもなく、ほとんど友人との食事の約束が…ない。
 
というと私の隙間ではない時間は……ゼミ一択である。毎週木曜日の17時ごろからのゼミ、だいたい2時間から3時間程度のゼミ、……それしか私の隙間ではない時間、塞がっている時間はない。
 
気付いてしまった。
それ以外の時間は全て隙間である。
 
木曜日の隙間時間は21時間、それ以外の曜日の隙間時間は24時間。一週間にすると165時間、一か月にすると約708時間、少なくとも夏休み期間の2ヶ月はその倍1416時間もの隙間時間を私は保有していたのである。
 
デキる人は上手く隙間時間を使う、という話はよく聞くが、特に塞がった時間のない私の場合上手く使うどころの話ではない。大抵のことは隙間時間にしている。
 
隙間時間を使って金銭を稼ぎ、隙間時間を使ってネットサーフィンをし、隙間時間に汚い部屋の掃除をし、隙間時間を使って人と連絡をし、隙間時間を使って好きな音楽や漫画に読書等を楽しみ、隙間時間を使ってアマゾンプライムで映画を観て、隙間時間を使って塞がった時間のゼミに向けた準備をし、隙間時間を使って隙間時間を充実させるための策を練り、最近は何と隙間時間に少し運動もする。そもそもこのブログも隙間時間があまりにもあるために始めた。
そしてそれだけには留まらず更には隙間時間を使って人間の避けては通れない生理的欲求、睡眠や食事もこなす。
 
隙間時間の使い方のプロである。というか毎日がほとんど隙間でできている。
 
しかし、「デキる人は上手く隙間時間を使う」という共通認識が人々にある現代日本、いや現代社会において、この私の事実を知らない人はこう思うだろう。
 
「隙間時間にこんなにも多くの事をこなしているなんて、なんてデキる人なんだろう。」
 
 

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デキる人のイメージを検索しました。

デキる人はなにかが「デキる」に加えて腕が6本あります。

 
 
まさか、隙間時間がそれ以外の時間を大幅に凌駕しているだなんて思いもしないだろう。
何故なら「隙間時間は短時間である」という共通認識を皆持っているからである。
 
まさか私の1日の隙間時間が短くても21時間、長くて24時間だなんて思ってもいないだろう。時間の概念が人々のそれとは明らかに違う。時間、隙間時間のパラダイムの転換がここにはおこっている。誰にも気付かれずにひっそりとイノベーションが到来していた。
 
今後もこの隙間時間の有効活用を通して、残り約半年となってしまった大学生活を有意義に過ごし、イノベーションを起こしたい。そして社会に出ても常にTO DOを意識し、学生時代に身に付けたイノベーティブな時間概念を活かした隙間時間の有効活用を通してソリューションを提案しまくり、イノベーションを起こしたい。
 
えーっと、、どうしたんでしょうか。
この文章は、財布を忘れて片道バスで1時間かかる道のりを歩いて帰ることが可能なくらい隙間時間に恵まれている私による提供でお送りしています。
 
 歩くと暑いな。

生まれて初めて秋葉原のAVショップを3軒ハシゴした話②

 

かなり前に書いた記事の続きを今更あげます。

こういう話題はセンシティブで価値観が分かれるところなのでどうしたもんかと思って中々筆が進まなかったけれども、せっかくツアー行ったし、知ってほしいし、自分の記録にもなるし、と色々おもったので書いた。

 

ちなみに長い。

 

 

前回の記事はこちら

sabamisoumai.hatenablog.jp

 

 

 

②商品化された性を見るべくAVショップに行く

講義が終わり、いざAVショップに足を運ぶ。

 

訪れたお店は3軒。 店名は控えるが以下のような特徴を持つ。

1.ごく一般的らしいお店

2.いわゆる「ロリ専、幼女モノ」といわれるジャンルの商品を扱うお店

3.過激なジャンル、マニアックなジャンルの商品も取り扱うお店

  

まだまだ明るい14時頃、この順番でお店を回った。

 

1.ごく一般的らしいお店

最初に向かったのはごく一般的らしいお店 。ごく一般と言われても何が一般的なのかよくわかっていないのでドキドキしながら行った。

入口は普通のアニメやドラマのDVDもあって、いきなりAV感はないのだけど、少し進むとやっぱりここはTSUTAYAと違うなとすぐにわかった。

私は未だかつて、温泉以外でこんなに肌色に囲まれた世界を知らなかった。 

 

実をいうと、私はこの日のために予習していた。真面目なので。

インターネットで見れる無料AVを初めて見て、事前にどういうものかなんとなく知っておこうと思った。念のためchromeのシークレットモードで見た。途中で金払えみたいな画面出てきたらどうしようと少しビビりつつページを開いたが終始無料だった。

それは思わず笑ってしまうくらいのありえないストーリー設定に加え、結構な画質の悪さで、もっと抵抗感を持ってしまうかと思っていた自分は拍子抜けした。

あれ、案外普通に見れるなと思っていた。

 

そうして耐性をつけていったつもりだったけれど、いざ店に入り、ズラーーーーっと並ぶ肌色のパッケージをみると流石に衝撃的だった。

ざっと見る限りではどれも似たり寄ったりなパッケージ。

もう裸のゲシュタルト崩壊

そんな中個人的にここで気になったのは、「素人隠し撮りコーナー」

プリクラ機の下に隠しカメラを置いて撮りました!とか更衣室の隠しカメラ映像をまとめました!みたいな感じの内容だったと思う。

AVみたいなエロは特に、プロ女優より素人とか裏とかの方が価値があるとされることが多いのは知っていたけれど、まさかわざわざコーナーを設けるほど一定数の需要があるとは思わなかった。

しかも、パッケージもいかにもプロダクションがつくりましたという感じではない簡素な作りで、敢えてそういう風にして裏ビデオ感を出してるのかな、なんて思った。

本当に裏ビデオなのかそれっぽくしてるだけなのか、私にはわからなかった。

 

「これ本当に隠し撮りなのかな?」

ツアーに参加していた他の女の子と首をかしげてその店を後にした。

 

2.「ロリ専、幼女モノ」といわれるジャンルの商品を扱うお店 

三店舗見た中で、最もわかりにくい入口、狭い店内、「アイドルグッズ CD DVD BOOK」と書かれた秋葉原にしてはとてもシンプルな外観だった。

身長165センチの私が屈まないと頭をぶつけてしまう窮屈で薄暗い階段を上がって店に入った。

 

児童ポルノ法で18歳未満のAVは違法であるとは知っていたけれど、そこにあったのは幼い子どものAVだったと思う。

プロダクション的にも違法はまずいので、童顔で幼い体型の女優さんを出演させているという知識はあったものの、あの場にあった全てがそうだとは判断できなかった。

支援団体の人が言うには、摘発を避けるためAVではなくイメージビデオ、着エロとして売り出しているらしい。AVとイメージビデオの大きな違いは本番行為があるかないか、あくまで後者は”イメージ”を撮ったものという位置づけだそうな。

わっかりづらいなと思った。

中身は見ていないからわからないけれど、確かにパッケージは先ほどの店にあったものとは違う。肌色じゃない。

 2.3枚しかしっかり見ていないけれど、単体*1として名前を売り出している子の多くはパッケージの裏に可愛い感じのフォントでプロフィールが書いてある。

表は水着やランドセルで写る写真がコラージュされていたり、脱いでないけどそれっぽい写真だったり。

 

あまりに堂々と置いてあったもんだから、児童ポルノとはなにかわからなくなり定義を確認してみた。

3  この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。

 

  一  児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態

 
  二  他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
 
  三  衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律

 

いやあれもこれもがっつり児童ポルノやったや~んと思わずツッコんでしまう。

児童ポルノ禁止法で摘発されるニュースを見たことがある人は少なくないと思う。2014年に改正されて、警察も摘発に力を入れているらしい。

それを知っていたからこそ、こんなに堂々と児童ポルノ(らしき商品)が存在してあり、入手できることに驚いた。

お店にあった商品の内容を見ていないから一、二の項目はともかく、三の項目に関してはパッケージしか見ていなくても児童ポルノに当てはまるのでは…?と思う。

法律に明るくない、というか法律には真っ暗だからかもしれないけど、実物のビデオを見て改めて定義が曖昧だと感じた。インターネットでも「ジュニアアイドル イメージビデオ」で検索するとそれっぽいものがわんさか出てくるし違法と合法の区別が分からなさすぎる。

昔はこの店、書店として存在していたらしくて、そのときから何度も摘発されているらしい。訪れたときはよくわからんカタカナの名前だったな。

 

3.過激なジャンル、マニアックなジャンルの商品も取り扱うお店

ここは4階まであるAVデパート。

上に上がれば上がるほど過激な内容になると聞いて、1階から見て周った。

 

1階だけ見ると、3店舗中最もAV店らしさがなかった。サブカルホイホイ、私も大好きヴィレッジヴァンガードみたいな感じ。アニメの雑貨とか、ガチャポンとかが置いてあった。あと乃木坂の写真とかもあった。

2階に上がる際にエレベーターに入った瞬間、そうそうここはAVショップなんだなぁと気付かされる。床以外の全てが肌色で覆い尽くされている。

もう3軒目ともなると、女優さんと目が合っても恥ずかしくなくなっていた。

2階は1軒目のような感じ。

3階はあまり見ていないけれど、VRがあった。そしてカップルがいた。驚いたけれど、恐らく向こうの方が驚いていただろう。邪魔してごめん。

ツアーといっても参加者は10名程度だし、店内では個人行動だったから、「ひとりでAVショップに来て物色している女」みたいな感じに映っただろうか…映っただろうな…それこそそういうビデオありそうとか思いつつ4階に移動。

4階に来て、ここは過激ジャンルですよと事前に言われていたことを理解できた。

それまではパッケージを手に取り割とじっくり見ることが出来たのだけど、この階のものは直視できないものがいくつかあった

私は、例えばグロ系が苦手とか、この手の画像・映像は苦手とかは(ホラー以外は)無いのだけど、それでも思わず目をそむけたくなるようなパッケージがちらほら置いてあった。逆に、まっっったく需要があるとは思えずガン見してしまうようなマニアックすぎるものもあった。

直視できない系はハードSMとかスカトロ、鬼畜系というジャンルらしい。マニアックなのはジャンルがあるのかもよくわからない。

 

正直、ここにある作品を見るのは疲れた。

別に私が女だからそう感じたのではなく、参加者の男性も理解しづらい内容だというくらいここは特殊なビデオが置いてあったのだとおもう。

それが置いてある、存在することが需要があることを意味するならば、ここまで、少なくとも私にとって理解不可能な需要はそうそうないだろう。

 

3軒ハシゴして

約1時間で3軒回るという割とハイペースなスケジュールだったんだけど、感じた共通点は 

秋葉原というごちゃごちゃした場所だからかもしれないけれど、いかにもAVショップな見た目ではない。(「DVD、CD、ビデオ、アイドル」といった文字が並んだ外装。)

・入口付近にAVは置かれていない。

・インターネットで店名を検索してみたが、店内に置いてある商品とネット上に記載されている商品はズレがある。(あとものすごくHP見にくすぎる)

・意外と普通に客いる。ネットで見れる時代に特に若い客いるのかと思ったが、(失礼だけど)ごく普通の見た目の若い客いた。

・違法かグレーな商品もあると思う。

 

前回の記事でも触れた通り、私が最初に知った女優さんは超人気女優の明日香キララだったのでAV女優はそれなりに可愛くないとできないし、意外と誰でも生き残れるわけではないと思っていた。

だからこそ自ら進んで出演する人もいて、(現状スカウトより志願者の方が多いらしい)その上需要はなくならない。その中で被害女性がいるとはいっても、どう取り締まるのか難しいなぁとツアー参加前からぼんやり感じていた。

そんな考えの中、作品を実際に見て、改めて支援団体の人の言葉、そして数冊読んだ本に記載してあった内容を思い出した。

 

モデル、パーツモデルの募集に応募したつもりが、脅されてAVに出演させられる被害に遭う人がいる。」 

自ら出演を願う女優が少ないジャンルの作品は特に、通常の作品では売れなくなった女優さんが精神安定剤を飲み続けながら働く場合や、障がいを持っており判断能力が備わっていない場合、そして、脅して半ば強制的に出演させる場合などもある。

 

私はAV自体がダメだとか、性の商品化そのものに反対だとかそういう意見を持っているわけではないし、フェミニズム的な思考を持ち合わせているわけでもない。(触れていないが、男性が性的搾取に遭うケースも勿論ある)けれども、このことを知って、そしてパッケージとは言え作品実物を見て、それでも尚、「需要がある以上はしょうがない」の一言ではやっぱり片付けられないなぁと思った。

 

 前回の記事でも書いたが、意に反する撮影被害に遭った女性は業界全体でコンプライアンス順守の動きがあるらしい現在でも存在している。これは業界団体ではなく個人で撮影し、ネットで映像公開できるようになったことも大きく関係あるそう。

その一方で事務所側は女優さんに気持ちよく働いてもらうために、丁寧に丁寧に対応するという話も聞く。

実はこのツアーには元AV女優の峰なゆかさん(綺麗だった)も取材で来ていたのだけど、現場を知っている峰さんも業界健全化の動きは進んでいるとおっしゃっていた。

どちらの話もよく聞くので、参考に今年に入ってからのAV強要に関するニュースを貼っておく。

abematimes.com

abema newsはこの回以外にもこの話題に何度か触れている。結構わかりやすい。

www.sankei.com

脅す際、難しい法律の話を持ち出したり、バラシ代がかかると言ったりするのはあるあるなのかもしれない。

www.huffingtonpost.jp

アメリカの発表した人身売買報告書で、初めて日本のAV出演強要について問題視されたそう。

withnews.jp

きちんとコンプラ順守されている、女優さんにとって安全な現場も勿論あるらしい。

 

AV強要の問題は割とタイムリーらしく、政府や業界内の関係者も強要の問題に取り組み始めたみたい。

今年の4月には「AV業界改革推進有識者委員会」が発足。この委員会は、大学教授や弁護士などの第三者で構成され、

・200社以上のメーカーが所属する「IPPA」という協会

・出演者・クリエイターの権利を守る活動をしている「AVAN」という一般社団法人

・女優が所属する事務所のプロダクション協会

・大手流通業者(DMMやTSUTYAなど)

などの業界側の関係者も参画している。

 

例えば制作過程のガイドラインを設けたり、そのガイドラインに沿って制作した作品を「適正AV」として販売したりして出演者の人権を守り、業界の健全化を目指す取り組みを行うそう。

提言内容はこんな感じ↓

http://www.ippa.jp/pdf/AVkaikaku-teigen20170406.pdf

 

5月にはAV出演強要問題の専門官を各都道府県警に新設すると政府が決めたらしい。

mainichi.jp

こちらは具体的に何をするのかよくわかっていないので、もう少し調べるつもり…。

 

とりあえず、強要問題に国をあげて向き合い始めていることがわかった。

こういった取り組みについて、そしてツアー参加者と話したこと、全体を通して私が思ったことなどなどについてはまた次回書くことにする。長すぎるし疲れたので。

 

最後に読んだ本いくつか紹介しときます。

amazonのアソシエイトを使ってみたかった理由にさせてくれ。

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

 

 

 

*1:

*AV女優には主に3つのジャンルがある。

・企画

人数が最も多い層。名前では売れないため、あらゆる企画作品に出演する女優さん。ギャラは安い。アルバイト感覚で仕事をしている女優さんが属することが多い。

 

・企画単体

企画でも単体でもない女優さん。単体で売れなくなったケースや、企画から人気が出たケース、またメーカーとの専属契約を避けてあえて企画単体を選ぶケースなど様々らしい。

 

・単体

アイドル的要素強めの名前だけで作品が売れる女優さん。勿論作品1本当たりのギャラも最も高額。(唯一日当ではなく、1本当たりのギャラを支払われる)

他2つと違い、特定のメーカーと専属契約を結んでいるため他のメーカーの作品には出演しない。

(主に中村淳彦(2012)『職業としてのAV女優』幻冬舎新書 より)

21年も生きてきたのにまともにヘアスタイルをオーダーできない

先日髪を切った。

また短くしてしまった。

 

ここ2年くらいずっと肩につかないくらいのショートヘアなのだけど、やっぱり切らずに伸ばす方向でいけばよかったと二回に一回くらい思ってしまう。

本当は逃げ恥のガッキー的なほんわり外ハネショートボブ的な髪にしてみるのもアリかなんて思っているのだけど、ガッキーにしてくださいなんて勿論恥ずかしすぎて言えず、逃げ恥ブームも過ぎ去り尚言えない。星野源はさっさと別の女、吉岡里帆どん兵衛どん兵衛しているのにわたしだけがいつまでもみくりに執着している。

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可愛い

 

「あぁ〜なんか前髪は少し切ってもらって、目にかかるかかからないかで。後ろは、こう、スッキリする感じで。今襟足はねてきてぼさぼさなので…」

心にみくりを秘めながらもこのよくわからないオーダーをここ2年くらいしてきているのだ。

その結果、ショートヘアなんてシャレオツなものではなくシンプルに短髪になる。校則の厳しいバレー部みたいな短髪になることが多々ある。

冷静に考えてもなんで21にもなってまともに髪をオーダーできずバレー部になるのか、その答えはとても一言では述べられない。

恐らく私は、この世にワックスがあってよかったと心の底から思った西日本ランキング10位以内にランクインしてるとおもう。髪を切ってはワックスに感謝している。勿論ハードタイプをつける。

 

ハードタイプは髪に動きがでる。あと束間がでる。毛先に動きを出せるからショートの人にはオススメ。ヘアオイルと混ぜてつけると扱いやすいしウエット感もでる。

こう美容師の人が言ってたから健気に毎回ハードタイプをつけている。

また今回もハードタイプワックスをつけるハメになったか。いつになったら毛先トゥルトゥルのサラッサラ用整髪料をつける人生が始まるのか、今日もめげずに洗面台に立っていたときにふと気がついた。

 

待てよ、もはや私はハードタイプをつけるために髪を切っているのかもしれない。

 

思い返せばわたしの21年間の人生は、明らかにソフトタイプだった。イージーとは少し違うソフト。

衣食住に困ったことはまずない。むしろそれなりに流行りには気を遣い、美味しいご飯をたらふく食べて、世界住みやすい都市ランキング7位の福岡という土地で生まれ育った。その上、大学にまで行かせてもらい、基本的に好きなことをさせてもらえて、おまけに仲の良い友達もいる。お金にも切実に困ったことはない。来年から社会に出る身だというのに全く恥じることなく、祖父母に会う度にお小遣いを貰っては喜んでいる。

 

見てわかると思うが、実にソフトな、やわやわな、そんな人生。

 

例えば友人の中には自分で学費を払い、奨学金とバイトの給料をやりくりしながら大学に通う子もいる。

ノンフィクションドラマの台本として丸々使えるような波乱万丈の人生を歩んでいる人も世の中には存在している。

 

それに比べて私は?超ソフトな人生すぎる。

死ぬような苦労、死にたくなるような辛い経験なんてしたことないし、90歳までは元気に生きたいと思っているし、雑な性格なので人生なんとかなるとおもっているし。

え〜っと、最近あったいちばんハードな出来事は??

2秒程考えてみたけれども、バイト先のスポーツジムに通う70歳も後半の老人男性に「今度2人で真夜中のドライブに行こうよ」と言われたことくらいしか思い浮かばない。私の平凡なeverydayにはちょっぴりspicyでhardな出来事だった。hahaha

 

まぁこう言う話を人にすると、「イヤイヤこれから人生大変だよ〜心配せずとも新社会人はキツイよ〜 」なんて言われるときもあった。

そしてそのとき必ずと言っていいほど、電通の事件を持ち出される。

「辛かったら、死ぬくらいなら、さっさと辞めていいんだよ」

 

まだ働いたこともない、就活を終えたばかりで全く何も辛くないのにもう仕事を辞めていいと言われる。本当に辞めていいんですか!?いいんですか?!私の中の洋次郎が騒ぐ。

オイ!!これ実は内定先の会社の人も見てる文章なのになんてこと書かせるんだ!

 

あまりに仕事を辞めていいと言われるので「辛かったら、さっさと辞めていいんだよ」などと言う社会人、そしてそういうことは特に言わないけれど単純に優しい友人には既に、以下のように声かけしてある。

「どうか私が無職無銭になったときは1ヶ月間養ってください、家事とかしますから」

仕事を辞めて収入ゼロになったときの為にしっかりお願いしてある。実家暮らし21年でまともに家事もしたことないのに。我ながら自分の用意周到っぷりに感心する。

 

何人にお願いしたかは忘れたけども、恐らく6人くらいは養ってくれるはず。つまり無職無銭でも少なくとも6ヶ月間、いや、なんだかんだ私が仕事を辞めることを後押しする社会人と優しい友達は2ヶ月くらい養ってくれるはずなので最低でも12ヶ月間、つまり1年間のhappy lifeが保証されていることになる。バズった前記事で保険をかけるなと人には言っておきながらも、自分に関してはこの保険のかけようである。

 

心配しなくても、髪を少し伸ばして、いい加減みくりを越えて行き、そして70歳よりももう少し、贅沢は言わないので出来ればあと40、50歳くらいは若い方とドライブに行くまでは私は死ねないから安心してほしい。

それにしても、 21にもなってまともにヘアスタイルをオーダーできないのはこのソフトモードな人生に喝を入れるための呪縛が原因だと気が付けて良かった。ハードワックスをつけさせるための呪縛。せめて髪だけでもハードにする呪縛。そういうことね、スッキリした。嗚呼。

 

そんなわけで、今日も勿論ハードタイプのワックスをつけた。

 

気を付けた方がいい、女子はグループLINEにすぐスクショ貼るから

【お詫び】

先に断っておきます。ごめんなさい。

いいですか、これは保険をかけています。

わたしは先に謝ることで保険をかけているのです。

 

今から読む文章を「よくわからんやつがよくわからん戯言を色々言ってるな」くらいの広い心で読み進めていただくことをお願いいたします。

 

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コミュニケーションの手段として、テキストでのやり取りがごく一般的になっている現代。

対面や電話などでコミュニケーションをとる前に、まずはメールやラインなど「文字のみ」を使用したやり取りが行われることは珍しいことではない。

でもこのコミュニケーション、文字だけのやり取り故に、表情は勿論、言い回しの微妙なニュアンスや感情を伝えることが難しく、会ってもいないのに相手に悪い印象を与えてしまうこともよくあるとおもう。

そしてそれを避けるために、人はテキストコミュニケーションにおいて様々な工夫をする。

 

 

が、本当にその工夫は活きているのか?

実は裏目に出ているんじゃないか?

ていうか裏目に出ているよ???

 

え?そのLINE、多分スクショされて女子のグループLINEに晒されてるよ??

 

 

母の教育が実りに実ったせいか、私の貞操観念はウォールマリア並みの高さ、持ち合わせるのは全然可愛くない無駄に強い警戒心。

 

その結果、対面前のテキストコミュニケーションにおいてはあらかじめ「この人、実はくそつまんねーんじゃないか?」「地雷なんじゃ??」を見抜こうとしがち。

もうほんと、こういうところがモテない原因だと自分に都合の良いように思っていたが別にそれが理由でモテないわけではなく、私以外の女子もこの見抜くスキルを当たり前のように会得していることが長年の調査により判明した。 

  

そこで今回は、私の超極薄スリムな経験と私の周囲の友人(美人多め)からの声、そしてその他インターネットでの調査を基にして「面白くない可能性のあるメンズとしてみなされるフラグ」なるものを考えていきたい。

 

言ってしまえば少し前に流行った「おじさんあるあるLINE」みたいな感じ。勿論、例外はどこにでもあるので、今からあげるようなやり取りをする人が本当に面白くないとは絶対に限らないし、あくまでフラグとして理解して下さい♡ごめんなさい♡

 

それと、私のことは嫌いになってもまたすぐに好きになってください♡

 

本当にお願いいたします。

 

 

  まず、以下のやり取りを見てほしい。

 (これは自演なので、わたしに送られてきたものではない)(こういうネタにできるLINEすら送られてこない)

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ひとつひとつまあまあ丁寧に突っ込んでいきたいと思う。 

 

【フラグ1 「笑」の使い手】

(笑)を使うことの否定ではない。

冗談なのに、冗談かどうか文字だけだと伝わりにくいその感じ、よくわかる。

ここで言いたいのは(笑)に逃げていることについて。とりあえず(笑)をつければいいと思っているならばそれは勘違いである。

 まずこれ

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は?何笑ってんだ???

久しぶりになにも笑う要素はないけど??

そして人を誘うのに何笑ってんだ。

完全に(笑)に頼りすぎてる。

 

たとえこの後断られたとしても、事前に(笑)をつけておくことによって

「いや、まあ冗談だし、まあこっちも軽いノリだし(笑)」

というなるべく痛みを拡げないで済むような予防線を張っているようにしか感じない。

 

人生はトライ&エラー。笑)に保険をかけるな。

 

 

【フラグ2 「マジか笑笑」】

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は?????

笑を2個づけするほど笑うところないしマジだよ。

 

「マジか笑笑」 ほどつまらん返しはないし、そんなに面白くないのに「笑笑」の2個付けはなんかすごいムカつくというのは割と女子の共通認識らしい。

※単にこちらに興味ゼロで「まじか笑笑」という返しを敢えてされている場合もある。

その場合は。。。。。頑張ろうな。。。。

 

【フラグ3 こちらの事情を無視】

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大丈夫かどうかはこっちが決めることであって

お前が決めるんじゃねえ。。。

 

【フラグ4  日本語ミス】

純粋に日本語を間違えている場合も良くない。

いい歳した大人が「ゆうて」はやめてほしい。

 

【フラグ5  顔文字】

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これはもう、どんな顔文字なら良くて、どんな顔文字なら良くないとかの正解はないけれど、とにかく、顔文字を使いまくることは避けるのが無難だろう。

  

「^ ^ 」

顔文字の中でもこれは特になんとも思わず無難だが、たまに狂ったように文末につけるやつがいる^ ^

ニコニコしすぎて狂気を感じるからやめてくれ^ ^

顔文字の使用は気を遣った結果だろうが、過度な使用が好印象に繋がった例を聞いたことはない^ ^

 

 こういうとき変に粘らずに「残念だな。また誘うね!」とかの人の方がモテる気がする。

知らんけど。誰か誘ってくれ。 

  

次はこれ。

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【フラグ6 尊敬しがち】

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  すぐ尊敬してくる人いるけど、本当は尊敬していないことがよくある。

類似例としては「まじですごいわ〜笑」

 

ここで言いたいのは「ほんと尊敬するわ」等の褒め言葉の裏にある「(よくそんなに頑張れるよね、頑張るの俺は無理だわ)」みたいな、自分は安全な立ち位置から観察して少し斜に構えた態度を含んでいるのがひしひしと伝わって来る感じ。

本当に尊敬したりすごいと思ったりしている場合もあるので、前後の文脈でそこは判断される気がする。

 

【フラグ7 なんかごめん笑笑】

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「なんかごめん笑笑」??

 

 は?

「なんか」ってなに???

 

墓穴掘ってしまったと思ってのごめんかもしれないけど、この文脈で「笑」つきで謝られるのもあんまりいい気分はしないし、それ以前に「まじかわら」とのダブルコンボこそごめんだわ。

 

そして最後に。

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【フラグ8 GPS機能搭載】

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どうでもいいならするな。

おまえにGPSつけた覚えはない。 

会話がなくなったからこその現在地報告なのかもしれないけれど、聞いてない上に面白くない。

 

他のパターンとして 

「今○○の地元おるよ!笑」「話変わるけど、××なうだよ(笑)」のような例文もあるが、地元の話を聞きたいならその旨を記して欲しいし、どこかで落ち合いたいなら、それが可能なくらいまで距離を縮めてからこういう発言をするべき。

その距離が縮まってもいないのに現在地報告するやつ もう Good night

 

 【フラグ9 知らんがな】

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 知らんがな。

 

 

お前の現状や感情はどうでもいいし、オチのない事実を述べる資格があるのは彼氏、もしくはお互いに好意があることが自明な場合だけだよ気付けよ。

モテる友人が言っていました。

「 オチのない事実のみを述べていいのは彼氏になってから」  

家訓にオススメです。

 

【フラグ10 いらぬ気遣い】 

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一方的な報告の後に「〇〇ちゃんもね」という余計な気遣い。しかもまた笑ってやがる。

こっちはつまらん報告のせいで刻々と楽しさ削られていっていることに気付け。それこそが気遣い。

 

色々述べさせていただきましたが、

男女の関係においてお互いに好意があるわけではないにも関わらず上記のようなやりとりをしてしまうと、せっかくの保有好感度からどんどん減点されてしまうことがあるみたい。

まだ相手の好意度合いがわからん場合は下手に内容の薄い連絡はせず、さっさと会って距離縮めた方が好印象っぽいです。

わたしも気になる人、好きな人と連絡を取りたいが故に上記のようなことやってしまいそう。。。。

気を付けよ。。。

 

 

 

とはいえ、

いくら顔文字使おうが、いくら笑の使い手であろうが、いくら現在地報告してこようが、いっくらつまらんオチのない話されようが、相手が窪田正孝だったら喜んで飛びつきますけどね。

 

結局そこ。好きならなんでもいい。

 

29歳で高校生役に大きな違和感がない彼。

特技はポッピンダンス?というとにかくなんかすごいダンス。

しかもジムに行ってないのに引き締まった筋肉らしく、その文脈の中で彼が発した「ていうかジムとか嫌いですし」というこの言葉!!!

最高。ジム嫌いな窪田正孝最高。

あと、暗い役も多いし、大人しそうな見た目なのにめっちゃ喋るし、めっちゃ笑顔可愛いし、めっちゃごはん食べる大食いなのも最高。

唐沢寿明が大好きで唐沢寿明にめちゃめちゃ懐いてるのも可愛すぎる窪田正孝最高。

 

 

以上

友人各位、インターネットまとめサイト等、そして主にTwitterの「暇な女子大生に憧れる遊んでますよ系」、「スーツリーマン大好き♡女子大生♡系」の裏アカウント

彼女たちのリアルな情報提供に感謝して締めくくらせていただきます。

 

 

夏、甘酸っぱい恋しよ?

人間は弱い。菌には勝てない。

 先週の金曜日、いつも通りの朝なはずだった。

少しのだるさを感じた以外は。

 

しかし私からすれば、朝起きてだるいことは特別なことではない。

というか私は朝に限らず、日常的にだるさと付き合っている。

だるいのがデフォルトであり、スッキリと目覚める朝の方が珍しい。

 

思えば、最近スッキリ起きたのは前日に日本酒を飲みまくり泥酔した日くらいじゃないか。

 

最近福岡にできた「日本酒やまちゃん」という最高の店でおちょこ20杯分くらい最高の日本酒を飲みまくったあの日である。

 

「日本酒やまちゃん」は東京、新宿に元々あった店だそうだが、今年の3月に福岡に移転している。移転なので、もう東京にはない。

 

ははははは!!!なんでもかんでも東京にあると思ったら大間違いだ都民め!!!!!!!ざまあみろ!!!!!!!

 

東京を捨てて福岡に来たという事実だけでこの店に好感を持てるが、よく考えると私も来年からエセ都民になるので、東京にも優しくしなければならない。が、今は福岡にいるのでシンプルに「ざまあ」と思う。

 

3240円で100種類以上の日本酒を楽しめるこのお店は飲酒好きにはたまらない。

1人2つおちょこが渡され、セルフサービスで自由に好きな日本酒を飲むことができる。

それだけでも魅力的だが、ここの素晴らしさは持ち込み可能システムだ。途中で買い出しにも行ける。

近所の岩田屋三越、大丸など20時閉店のデパートはだいたい19時から19時半の間にセールを開始するので、そのタイミングを見計らって食べ物を購入し、その足でやまちゃんに向かうことをお勧めする。

デパ地下のおいしいおかずを肴にうまい日本酒を時間を気にせず飲む。

 

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電子レンジ、プレート、たこ焼き器などがあり、自由に使える。

 

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店主のやまちゃんに聞けば色々教えてくれる。優しい。

 

店の内装は簡素で、一瞬「会議室か?」と思わされるが実はそれが逆に良いのだ。

 

会議室で泥酔しているという妙な背徳感に興奮して更に気持ちよく酔うことができる。

ここ、やまちゃんでこの思考法で酔ったことがあるのは恐らく未だ私しかいないのではないだろうか。

 

会議室でろくに会議をしたことがないと、会議室に漂う厳格な空気感を勝手に妄想し、より強い「してはいけないことをしている感」を味わうことが出来るため、私のように特に会議室での会議と縁がない生活をしている人にこそおすすめの酔い方である。

 

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22時から突如始めたたこ焼き。

酔った末にインスタのストーリーに「へへへ」付きで焼きかけのたこ焼き(と思わせて具はカニカマとキャンディチーズ)を結構頭にくるテンションでアップしていたのでそのスクショ。

 

単純に日本酒が好きな人にも、会議室で泥酔したいという内なる欲望を秘めた人にも、会議室に縁はないがとにかく楽しく気持ちよく酔いたいという人にもお勧めできる店「日本酒やまちゃん」

店の場所は少しわかりにくいが、なんとGoogle mapを使えばすぐにたどり着くことができる。

Google mapを使えない人は私を誘っていくという手もあるので、どちらか2パターンから選んでぜひ訪れてみてほしい。

yamachan55.com

 

こんなにおすすめしているにも関わらず、私はまだ1度しか訪れていないのだが、それ以来勝手に日本酒を大量に飲むと翌日スッキリ目覚められると信じ込んでいるため、翌朝大事な予定がある日は積極的に日本酒を摂取していきたいと思っている。

とはいえ基本的に暇なので中々朝から大事な予定を入れている日はなく、日本酒を意識して大量摂取する日も今のところない。

 

従って朝にスッキリ目覚める日もほとんどない。

だから先週の金曜日も特にだるさに違和感を抱くことなく起床し、家を出る支度を始めた。

だるい上にやたらと汗も出たが、夏に汗が出るのは特に珍しいことではないので気にせずに支度を進めた。

そして、仲の良い友達との「昼から焼肉」という年に1度あるかないかのかなり贅沢な予定を終え、バスで大学に向かう最中に寒気がした。

 

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写真を撮るのが壊滅的に下手なので、「おいしく」の加工に全てを委ねた。

ここは予約しないと昼でも並ぶまじでおいしい焼肉。

 

だが、夏になるとやたらと冷房を利かす西鉄バスの極端な気遣いに慣れていた私は特に気にしなかった。西鉄バスが夏期は空調に関して極度のサービス精神を発揮するということは、西鉄バスユーザー、特に年中西鉄バスを利用するエコラー*¹には周知の事実である。そのため、車内で鳥肌が立ち、寒気を感じることには特に疑問を持たなかった。

 

*1 福岡の学生なら知らない人はいない「エコルカード」の使い手のこと。エコルカードは学生に限り月7000円出せばでバスに乗り放題可能になる魔法のカード。(乗り放題エリア範囲は限定されてある)

www.nishitetsu.jp

 

しかし、大学に着き、冷房の利いていない廊下を歩いているにも関わらず悪寒は止まらなかった。

いつから大学は心霊スポットになったのか2秒ほど考えたが、それはシンプルに怖いし、今後の残り僅かなキャンパスライフを怯えることなく快適に送りたいので思考を急停止させて他の可能性を考えた。

 

①先程の焼肉で食中毒になった

②ここに来るまでにすれ違った”誰か”に気付かないうちに新種のウイルスXをうちこまれ感染した。

③風邪をひいた

 

①に関しては、寒気しかしない現状、そして胃は強いはずという自信から、可能性は薄いと感じて却下。

②に関しては、もうこれは手の施しようがない。私は幼き頃に母から刷り込まれた「怪しいと思ったら警戒し、近づかない」の教えに加え少年漫画の読みすぎで、挙動が少しでもおかしい人からは距離をとるか軽い助走をつけてものすごいスピードで通り過ぎるという行為が割と本気で身に付いているので、

それを持ってしても防げなかった感染はもうどうしようもないのだ。

相棒のジェイムズと共にワクチンを探しに旅に出る気力も体力もないので、もしウイルスXに感染していたとしたらもう諦めようと思った。

 

 ③は「自分はそこらの人間より体力がある」と信じている私にとって認めたくない可能性だが、この3つの可能性から考えると最も起こり得る出来事だ。

 

だが、私は帰らなかった。

 

なぜなら「言うて風邪とかならんタイプやろ!」と自分を過信していたからだ。

 

過信して4時間経過し、午後6時。

まじで寒いしきついし普通につらかった。

 

仕事終わりの母親に頼んで大学まで迎えに来てもらい、家に着いてからはすぐに化粧を落とし、コンタクトを外して、ベットに倒れこんだ。

 

 

溶連菌でした。

 

 

次の日に研究室の大切な予定があったので、普段絶対にすぐには行かない病院に行ったところ、長い綿棒のようなものを喉の奥に容赦なく突っ込まれて検査された。

喉がめちゃくちゃ痛いし熱はでるし、予定はぶっつぶれるし。

 

「やられた」

 

敗北感で一杯だった。

 

薬を飲んですぐに熱は引いたが、喉の痛みと遅れてやってきた鼻づまりがまたタチが悪い。

大好きな会話と、大好きな飲酒ができない。

鼻詰まりのせいでまともに寝られない上に、味覚を失い食事の楽しみが奪われる。

 

あぁ、やっぱり人間、「菌」には敵わないな。

自分は如何に無力なのか痛感した。

 

今ではもうとっくに熱も引いて元気になったが、少し前までは鼻詰まりにしつこく悩まされた。

顔の中心に位置するひときわ目立つ突起物、「鼻」にある二つの穴から空気を吸い、そして出すことができる。

ただそれだけの動作、いや動作と改めていうような行為でもない。

 

これは「当たり前」である。

「当たり前のことが当たり前にできる幸せ」

 

あらゆる感想文で使い回されてきためちゃめちゃ薄っぺらい例文だが、溶連菌にはこういう薄っぺらいことしか言えなくなるという副作用があるので許して欲しい。鼻詰まりがない人生の素晴らしさ、日常の美しさに想いを馳せた。

 

熱が出たりすると 気付くんだ 僕には体があるって事

鼻が詰まったりすると 解るんだ 今まで呼吸をしていた事

君の存在だって 何度も確かめはするけど

本当の大事さは 居なくなってから知るんだ

あぁ藤原基央。我らが基央。

貴方がsupernovaでうたっていたのはこういうことなんだね。

 

ありがとう藤原基央

そしてBUMP OF CHICKEN

 

昨日5日に配信リリースされた新曲『記念撮影』も最高です。

youtu.be

 

再来月、幕張に会いに行くよ藤原基央

 

今度は自分を過信しすぎないよ。

ちゃんと毎日手洗いうがいするし、寝るときは忘れず冷房消すし、食事も栄養バランスよく摂るように心掛けるし、定期的な運動も取り入れて体力作りに励むよ。

9月16日幕張~~~!!!!!

待っててくれBUMP OF CHICKENーーーーーー!!!!!!